チャプター 166

月下のインタビュー

銀狼族の報道団が到着したのは、宵の光が差しはじめたころだった。広間は数時間前から整えられていた――松明が旗印を照らし出し。差し迫った案件や政治のための会見ではない。違う。これは回想のひととき、二つの月の夜から十年――結束が生まれた、あの夜を受けてのものだった。

この日ばかりは、空気に張り詰めたものはなく、ただ安らぎだけがあった。領域の隅々から狼たちが屋敷の外庭の向こうに集い、指導者たちの姿をひと目でも見ようと胸を躍らせている。屈辱を帝国へ、悲劇を勝利へ、痛みを遺産へと変えたつがい――ルナ・カミラとアルファ・マーカスが、あの運命の夜以来はじめて公に言葉を発するのだ。

先...

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